日本一の美容師の成功している理由 -高木琢也 プロフェッショナル仕事の流儀-
こんにちは、ittyaです。
先日放送された、"プロフェッショナル 仕事の流儀"「美容師 高木琢也(33)」の回で感銘を受けた人は多いのではないでしょうか。
今回は、若者に大人気の美容室 "OCEAN TOKYO"の代表取締役であり、日本一のカリスマ美容師の高木琢也さんのプロフェッショナルについてご紹介していきます。
1.高木琢也とは
高木 琢也(たかぎ たくや、1985年7月14日)は、日本の美容師、ヘアメイクアーティスト、経営者である。「OCEAN TOKYO」代表取締役。千葉県出身。早稲田美容専門学校卒業。
美容師の技術売り上げは月に400万/月あげれば一流と言われるなか、月に1200万売り上げ、担当客数は900名にも及ぶ。
日本最大規模のヘアコンテストでは3年連続1位を獲得している。
最近では初の書籍「這いつくばった奴が生き残る時代 "道"あけてもらっていーすか?」を出版し増刷に増刷を重ねている。
- 作者: 高木琢也
- 出版社/メーカー: 宝島社
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しかし、順風満帆に見えますが、高校・大学の受験も公務員試験も落ちて、プロサッカー選手も膝の怪我で挫折している。かなりつらい経験もしているようだ。
話題の美容師"高木琢也"さんはどのような流儀を持っているのでしょうか。
高木琢也に学ぶプロフェッショナル
流儀①"夢を公言しろ"
見ていて特に印象に残ったのが、夢や目標を常に公言しているビックマウスな姿である。
番組の後半では事業拡大のため、マレーシアに出向き、外国人の髪を切っているシーン。
言葉が通じないお客さんに対しても常に言っていたのが、
「It will change your life. i got you .」(人生を変えるよ 私に任せて)
「I magic for you.」(魔法をかけるね!)
という言葉である。
成果や実力がある人しか言えないような言葉に聞こえるが、当時の高木さんを知るお客さんはこんなことを言っている。
「"日本一の美容師になるんで見ててくださいよ。"みたいな感じで一発目のシャンプーで言われたのは覚えてます。笑 シャンプーしかできない状態で、、笑」
「"でかいこと言おう"みたいなのは思ってるんだけど自分がビックマウスとは思ったことないかも。やっぱ言わないと結果って残んないな。」
サッカー選手の"本田圭佑"も目標を公言することの重要性については話しているので、夢や目標がある人はビックマウスになってみてはどうだろうか。
流儀②"こだわりを持つ"
スタイリストにとっての定義っていうのは、「自分はここ、こだわってるんです」っていうのがあるかどうか。こだわりがないと売れない。
高木さんが美容師の総人口は49万人と言われる中で、3年連続日本一を獲得できたのはこのこだわりの強さが秘訣であることは間違いない。
大切なのは、あなたがいいです!あなたじゃなきゃダメなんです!と言われるためにこだわり(付加価値)を持つこと。これは、美容師だけではなく、人生に通ずることである。
流儀③"思ったことは全部やれ"
こだわりや個性を出すためには?
「本当に"自分の個性を出したい"とか"自分っぽいって何ですか"ってなったら、それは自分にしか分かんないから自分で気になったことは全部やろうよっていうか。"全部、半信半疑"」
「俺ももともと普通人間だし、何が強みかなんてわかんないし、だからこそ全部やる。がむしゃらにやり続けるしかない。そこにつきぬける覚悟がないと。 」
「"みんながやらないだろうこういうとこ"っていうところをさがして、"これやってもらったら嬉しいだろうな"っていうところとか"自分だったらここ気になるな"っていうところを1個とか2個とかじゃなくて10個以上全部気にしてやっていく。
突き抜けるぐらいやるしか個性って生まれないよね。」
個性は自らと向き合うことでしか手にすることができない。大事なのはもがくこと這いずり回ること。
流儀④"強い反骨心"
番組では尋常じゃない反骨心を感じるシーンが何度かあった。
人生最大の失恋の理由は?という質問。
「"美容師は休みない いつデビューするかわからない 給料も出るかわからない なんならお母さんに紹介できない。"
今でも医者か美容師どっちと結婚したいかって言われたら医者でしょ。同じ刃物を使う国家資格なのに。美容師はチャラいしふわふわしてるし舐められてる。でも、少なくともお前らよりは結果出してるからねっていうのを常に知らしめてやろうと思っている。」
どん底のアシスタント時代
「どうやったら先輩のせるんだろうなーって思ってた」「今に見てろよ。絶対ひっくり返してやるこの立場。」
高木さんの原動力の1つは反骨心である。
流儀⑤"突き抜ける覚悟"
アシスタント時代
「同期には次々と先を抜かれ、楽しかったなんてことは一回もないですね。
大体これぐらいでいいやって思って生きてきたから。でも、それで失敗してきたから、何かを変えなきゃいけないんだなって。ダサくてもいい這いつくばってでも行けと。」
這いつくばってでも結果を出せばそれが一番かっこいい。
ひとの100倍努力しないとこっからは這い上がれない。
ずっと思ってたのは"凹んでる時間なんてない"
大切なのは、覚悟を決め、愚直に努力し続けること。
最後に
「チャレンジ無くして進化ってしない。むしろ止まってる方が怖い。ダサいところも認めてビビってるところも認めて前まで進まない限り"成功なんてあるわけねえだろ"って思ってるんで。」
がむしゃらな姿は時にダサく映るかもしれない。それでもいい 絶対に才能じゃない。
日本一のカリスマ美容師といわれる"高木琢也"さん。不器用ながら、日本一を勝ち取ったプロフェッショナル。
業種問わず、夢や目標を持つひとのきっかけや励みになってほしい。
自分を貫く。誰かの人生を変えるために。
https://instagram.com/takagi_ocean?igshid=1czaab6qod45y
引用